【腕時計ランキング】 2008年バーゼル&ジュネーブで目を惹いたブランド10選
今月のテーマは バーゼル&ジュネーブで目を惹いたブランド10選
■ランキング集計のルール
・現在、日本国内で購入できるブランドの現行モデル、また日本導入と価格(予定価格を含む)が決定しているモデルから合計10本を選び、1位から10位までの順位をつける。
・それぞれが選んだ10本の、1位に20ポイント、2位に18ポイント、3位に16ポイント…9位に4ポイント、10位に2ポイントを与える(順位なしの場合は、個人の持ち点110点を10で割り、全てのモデルに11点ずつ加算する。順位ありとなしが混在する場合は、持ち点110点から順位分を引き、残りを割って分配)。その集計により、ランキングを決定する。
・同ポイントとなった場合、そのモデルを選んだ選考委員の数が多いほうを上位とする。
・それでも同点となった場合、最高点が高いほうを上位とする。
・さらに、それでも同点となった場合、プライス設定の低いものをバリュー的価値が高いものとして上位とする。
*パネライはディストリビューターの都合により順位には入りません。
ジャガー・ルクルト
マスター・ウルトラスリム 38
手巻き/SS/82万9500円
98 point / 7 people

■175周年の勢いもあってか、優良時計を惜しみなく発表した点を高く評価。記念限定モデルはどれも魅力的だが、欲しくなったのはブラウンダイアルの「ウルトラスリム」。(菅原)
■デザインとディテールが大幅にテコ入れされた。とりわけ、シンプルウォッチに見るべきものが増えた。奇怪なプロダクトが増える中、この姿勢には共感を覚える。(広田)
■175周年記念モデルや「レベルソ・ジャイロトゥールビヨン 2」などの“特別な”モデルだけではなく、最もマスター・シリーズで、最もシンプルなモデルも、ちゃんとブラッシュアップしている点に、ブランドとしての姿勢がうかがえる。個人的にはメモボックスの「ポラリス」の復刻も大歓迎。(高木)
■「レベルソ・ジャイロトゥールビヨン 2」に見られる同社の果敢な技術開発を積極的に評価したい。毎年のように新機構を発表するのが正しいのではなく、時計史にきちんと則った正常進化を遂げている点をこそ評価したいのだ。(『クロノス日本版』古川)
■創業175年を迎えたから、当然、新作がズラリとそろえられて、そのラインナップに圧倒された。特に注目したのは「マスター・グランド・ウルトラスリム」などの薄型時計。スモールセコンド付きが逆に新鮮。(名畑)
■端正なシンプル系丸型ウォッチに大好感。「ウルトラスリム」、「グランド・ウルトラスリム」は一目ぼれしました。(『TIME SCENE』田中)
■どんな時でも自分の立ち位置を忘れないブランド。「アトモス」のデザインがもっとよくなればいいと切に願っているので、(個人的にはこのデザインは好みではないけど)そのきっかけになるかもしれないマーク・ニューソンモデルを評価。(篠田)
ロレックス
オイスター パーペチュアル シードゥエラー ディープシー
自動巻き/SS/99万7500円
58 point / 6 people

■周りがちょこまかといろんなことをやっているせいで、ド真ん中でドーンと動かないロレックス御大の存在感が増している。結局今年は「ディープシー」ではないだろうか。(篠田)
■ここ最近のロレックスは、外装の質感が大きく向上した。地味な改良を怠らない姿勢は、さすがロレックス。一見派手だが、どの時計も非常に物堅くて良心的だ。(広田)
■なんといっても「シードゥエラー ディープシー」である。この超高性能ダイバーズを、100万円以下の価格で提供できるというのは、ロレックスだからこそ。ブランドステイタスを上げるのに躍起な新興ブランドも見習って欲しい。(名畑)
■ブレゲもそうですが、ロレックスの孤高の存在感も素晴らしいです。大局からモノゴトを見て周囲とは関係なく“我が道を行く”存在は羨ましい。「シードゥエラー ディープシー」は注目です。(『TIME SCENE』田中)
■「シードゥエラー ディープシー」は、3900m防水でアンダー100万円ならば安いような気がする。ぱっと見フツーなところも奥ゆかしくてよい。(『メンズ・イーエックス』松尾)
■こういう商売をしていると、バーゼル会場ではどうしてもロレックスの新作をまっ先にチェックしてしまう。今年の新型シードゥエラーは当然注目です。(『WATCH FILE』山田)
カルティエ
バロン ブルー フライング トゥールビヨン
手巻き/18KPG/1144万5000円
56 point / 5 people

■カルティエがついに出したジュネーブシール取得モデル。今回最も“セレブ”だったブランド時計。(『メンズ・イーエックス』松尾)
■ジュネーブシールの取得も含め、これまでのカルティエの枠を超えようとしている雰囲気が伝わってきた。(『WATCH FILE』山田)
■新たなムーブメント工場を手中に収め、どの新作にも力が入っている。特にジュネーブシールの獲得に新たな可能性を感じた。(名畑)
■毎年思いますが、このブランドは自己鍛錬の手を緩めません。ジュネーブシールはほんのファースト・ステップでは?(『TIME SCENE』田中)
■CPCPの充実とジュネーブシールの取得、「サントス トリプル 100」に見られる造形の妙。より強固な姿勢でウォッチメゾンへの飛躍を目指す同社は今年も話題の中心にあった。(『クロノス日本版』古川)
ブレゲ
クラシック クロノグラフ“コラムホイール”
手巻き/18KRG/474万6000円
53 point / 4 people

■マリー・アントワネットを除いても出色の新作群。本誌7月号のカバーを飾った「クラシック クロノグラフ“コラムホイール”」や「クイーン・オブ・ネイプルズ カメア」に見られる文字盤装飾の美しさは群を抜く。(『クロノス日本版』古川)
■トゥールビヨンといい、クロノグラフといい、時計としての完成度は際立っていた。(『WATCH FILE』山田)
■ブレゲも自己鍛錬の手を緩めないブランドです。周囲の状況など我、関せず。独立独歩で己が道を進んでいるところが、凄いなぁ。「クラシック クロノグラフ“コラムホイール”」が白眉。(『TIME SCENE』田中)
■渦巻き模様のタキメーターとノスタルジックな意匠の「クラシック クロノグラフ“コラムホイール”」。風防の隠し文字も面白い。(『メンズ・イーエックス』松尾)
ジラール・ペルゴ
ヴィンテージ1945 オフセンター エナメル
自動巻き/18KWG/348万6000円
50 point / 3 people

■新型脱進機「コンスタン エスケープメント」は今年のS.I.H.H.で最大の話題。名門マニュファクチュールの今後の方向性を示唆している。(『WATCH FILE』山田)
■クラシックウォッチへの原点回帰の裏で、「オフセンター エナメル」に見られるように、美的方面でも原点に回帰する動きがある(というかして欲しい)。ジラール・ペルゴは本気で取り組もうとしている様子なので。(篠田)
■摩訶不思議な脱進機の発表も興味をそそられたが、実用性の面ではヴィンテージ1945の永久カレンダーで採用したフリースプラング・テンプを評価したい。デザインや仕上げの面では「ヴィンテージ1945 オフセンター エナメル」が今年のNo.1かも。(高木)
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