【腕時計ランキング】 スポーツウォッチ10選 選考委員
昨年発表されたダイバーズの争い
2007年のバーゼルワールドで発表された2本の新作が激しく1位と2位を争った今回のランキング。それは奇しくも、気軽に手にできるスポーツウォッチと高級スポーツウォッチという構図にもなるのだが、両者で際立つのは、丁寧に作られたディテールの美しさだ。
選考委員10名の選定モデル詳細
篠田哲生(32歳) 嗜好品ライター
「都市型人間が普段使いできる汎用性の高いモデルを」
“スポーツ”といっても、ダイビングなど特殊な状況で行うスポーツには、まったく関わりがないので、機能に特化したモデルは不要。都市型人間にとってのスポーツウォッチとは、気を使わない時計。ついでに汎用性が高ければ言うことなしなので、今回は「三針×SSケース×SSブレス」をチョイスした。
1 オーデマ ピゲ/ロイヤル オーク オートマティック
2 IWC/インヂュニア・オートマティック
3 ロレックス/オイスター・パーペチュアル エクスプローラーI
4 パテック フィリップ/ノーチラス Ref.5711/1A
5 オメガ/シーマスター アクアテラ
6 タグ・ホイヤー/リンク スモールセコンド
7 グラスヒュッテ・オリジナル/スポーツエボリューション・パノラマデイト
8 ピアジェ/アップストリーム
9 ベル&ロス/ジュネバ123
10 ラドー/ジ・オリジナル

菅原 茂(54歳) 時計ジャーナリスト
「機能とデザインのバランスが肝要」
上位3傑は「お見事復刻」ダイバーズの見本。他にも、気になるモデルを選択。ただし、技術偏重、誇張デザインに走るスポーツウォッチは好みでなく、選外とした。
1 ブランパン/フィフティ ファゾムス
2 ブライトリング/スーパーオーシャン・シリーズ
3 ロンジン/レジェンドダイバー
4 ベル&ロス/BR02
5 セイコー/グランドセイコー スプリングドライブ ダイバーズウオッチ
6 ウブロ/アイス・バン
7 タグ・ホイヤー/リンク クロノグラフ キャリバーS
8 アラン・シルベスタイン/クロノ・マリーン2
9 ティソ/T-touchチタン
10 グッチ/I-GUCCI

高木教雄(45歳) ライター
「トップ3は不動ながら目新しく魅力的なモデルもチョイス」
2年前にも同じテーマがあったような。その間、時計業界は激変し、スポーツウォッチにも大きな変化が……そうそうあるわけではなく、上位3本は不動。それでも2年の間に魅力的かつコストパフォーマンスに優れたモデルなどが登場しているので、それを追加したラインナップに。復刻版が多いのは、懐古趣味に過ぎたかとちと反省。
1 パテック フィリップ/アクアノート
2 オーデマ ピゲ/ロイヤル オーク オートマティック
3 ヴァシュロン・コンスタンタン/オーヴァーシーズ
4 ロンジン/レジェンドダイバー
5 ブランパン/フィフティ ファゾムス
6 ブライトリング/スーパーオーシャン・ヘリテージ46
7 IWC/インヂュニア・オートマティック 1955
8 パネライ/ラジオミール 8デイズ
9 ジャガー・ルクルト/マスター・コンプレッサー・ダイビング・プロ・ジオグラフィーク
10 ロジェ・デュブイ/アクアマーレ GA35

田中克幸(48歳) 『TIME SCENE』編集長
「スポーツウォッチの定義とは何?」
スポーツウォッチに厳密な定義はない。であるからして、今回のテーマは各人の考えが十人十色で表れる点で面白いお題である。同時にこれは非常に難しい投げかけだ。私はスポーツをプレイもしなければ観もしないので、「もし自分がこのスポーツのプロフェッショナルならば、この時計を持っていく」ランキングにした。やりもせずに机上で夢想するな、とお叱りを受けること必至だし、はなはだ非論理的な選択だが、たまには選者も遊んで選びたいのでご勘弁を。
・ パネライ/カービメーター(もし、職業ドライバーだったら)
・ セイコー/プロスペックス マリーンマスター プロフェッショナル SBDB001
(もし、職業ダイバーだったら)
・ オメガ/シーマスター ダイバー(もし、職業ダイバーだったら)
・ ベル&ロス/BR01-92 ファントム
(もし、サファリを守備範囲とするハンターだったら)
・ ウブロ/ビッグ・バン オールブラック
(もし、サファリを守備範囲とするハンターだったら)
・ タグ・ホイヤー/リンク クロノグラフ キャリバーS
(もし、孤独な長距離ランナーだったら)
・ ブライトリング/エアウルフ(もし、アストロノーツだったら)

名畑政治(47歳) 時計ライター
「気がつけばスポーツ」
これまで「スポーツウォッチが欲しい」と探したことは一度もないが、山登りや旅行には頑丈そうな時計を、と選んだら結果的にスポーツウォッチと呼ばれるものだった。だからこのチョイスもそんな気分で決めました。例によってすべて同列、順位なし。
・ ロンジン/レジェンドダイバー
・ ブライトリング/スーパーオーシャン・ヘリテージ
・ ブランパン/フィフティ ファゾムス
・ オメガ/スピードマスター プロフェッショナル ムーンフェイズ
・ クロノスイス/タイムマスター
・ ブレゲ/タイプXX アエロナバル
・ オリス/クロノリス
・ ロドルフ/インスティンクト ベーシック フォータイマー
・ パネライ/ルミノール ベース
・ ストーヴァ/エアマン オリジナル リミテッド

広田雅将(34歳) 時計ジャーナリスト、WebChronos共同モデレーター
「スポーツウォッチは耐衝撃性で選ぶ」
機械式時計は衝撃に弱い。ということで耐衝撃性に優れた時計を選んでみた。ここに挙げた以外でも、フリースプラング+高振動の時計は、スポーツシーンに向くはず。特殊な耐衝撃装置がない場合、緩急針付きの時計は激しい動きにまったく向かない。
1 ゼニス/デファイ エクストリーム クロノグラフ
2 ジャガー・ルクルト/マスター・コンプレッサー・エクストリーム・ワールド・クロノグラフ
3 セイコー/プロスペックス マリーンマスター プロフェッショナル SBDB001
4 IWC/インヂュニア・オートマティック AMG
5 オメガ/シーマスター アクアテラ
6 タグ・ホイヤー/リンク クロノグラフ キャリバーS
7 リシャール・ミル/RM003
8 オメガ/スピードマスター プロフェッショナル

古川直昌(39歳) 『クロノス日本版』編集長
「苦手なジャンルの中でも気になるモデル」
スポーツウォッチという響きが苦手です。メーカーがマーケットに寄り添う匂いがするのも嫌いです。コメントを付けるのも苦労しました。だから6本で勘弁してください。
1 ブランパン/フィフティ ファゾムス
2 オーデマ ピゲ/ロイヤル オーク オフショア アリンギチーム クロノグラフ
3 ブレゲ/マリーン ラージデイト
4 ジラール・ペルゴ/シーホークII プロ
5 ブライトリング/スーパーオーシャン・ヘリテージ46
6 ジャガー・ルクルト/マスター・コンプレッサー・ダイビング・プロ・ジオグラフィーク

松尾健太郎(42歳) 『メンズ・イーエックス』編集長
「機械式時計を1本持つならスポーツ系が正解!」
ごく単純に考えて「スポーティな雰囲気を持っている時計」という基準で選びました。実際の防水・耐震性能等は、考慮していません。もし1本しか時計を持てないとなったら、ドレス系ではなく、これらスポーツ系から選ぶと思います。スポーツウォッチはスーツにも合うけれど、ドレス系は決してカジュアルに合わない……そう考えると、1本目の本格時計としてスポーツウォッチを選ぶのは、理にかなっていると思います。
1 オーデマ ピゲ/ロイヤル オーク オートマティック
2 パテック フィリップ/ノーチラス Ref.5711/1A
3 ロレックス/オイスター・パーペチュアル ミルガウス
4 オメガ/スピードマスター プロフェッショナル
5 タグ・ホイヤー/モナコ 自動巻 クロノグラフ
6 パネライ/ルミノール デイライト
7 ブライトリング/モンブリラン
8 IWC/パイロット・ウォッチ・ダブル・クロノグラフ
9 ブレゲ/タイプXX アエロナバル
10 ボーム&メルシエ/リビエラ S ダイバー

山田龍雄(不詳)『WATCH FILE』主筆
「腕にはめたら気分がいいスポーツモデルを選択」
スポーツウォッチといっても、そのジャンルの範囲はかなり漠然としているので、選定基準もまた漠然。思いつくままに選んでしまったので、かなりバラバラ感があります。まあ、基本的には腕にしたらデザイン的にも精神的にもカッコいいと思うモデルといった感じか。
1 ブライトリング/スーパーオーシャン・ヘリテージ
2 リシャール・ミル/RM0011 フェリペ・マッサ
3 ポルシェデザイン/P'6910インディケーター
4 タグ・ホイヤー/グランドカレラ クロノグラフ RS
5 フェラーリ・エンジニアド・バイ・オフィチーネ・パネライ/ フェラーリ・グラントゥーリズモ・クロノグラフ
6 ジラール・ペルゴ/シーホーク プロ 1000M フライングトゥールビヨン
7 オリス/TT3 フォーミュラ
8 パテック フィリップ/ノーチラス Ref.5980/1A
9 ジャガー・ルクルト/マスター・コンプレッサー・ダイビング・プロ・ジオグラフィーク
10 ブランパン/フィフティ ファゾムス フライバッククロノグラフ

・掲載されている記事・画像・イラスト・動画などの無断転載を禁止します。
・すべての著作権は株式会社シムサム・メディア、またはそれぞれの著作権者に帰属します。







