自動車の未来を先取りする 電子デバイスの「ゆりかご」
文:鈴木 明 写真:佐藤靖彦
温暖化による地球環境の悪化にともない、ジドウシャ業界への風当たりが強くなるなか、600h/600hLが新たなベンチマークとなることは、疑いないだろう。
世界を魅了するスーパースポーツの旗艦車
魅惑的なエンジン、操る者の意図を的確に伝えるミッション、路面を服従させる足回り。普遍を嫌い、トップセグメントのみを目指す完成されたクルマは、まるで複雑時計のような独自の哲学と美意識に溢れている。
軽やかに走り抜ける 英国紳士
独特な乗り味と英国らしい洗練された雰囲気。XJサルーン同様にアルミモノコックボディが与えられたXKクーペは、伝説の”Eタイプ”に通じるリフトバックスタイルで登場した。
弩級重量のボディを加速させる あまりに暴力的なパワー感。
アイドリング直後から、湧き出すような圧倒的パワー感。ランボルギーニ・ガヤルド用をベースに、サルーン向けに仕様変更された435psのV10エンジンを搭載する。
体の重心が後方にズレる一瞬。 空気を裂く加速は まさにフルメタルジャケット。
スタイルを崩さず常に進化に邁進する911シリーズ。その長い歴史にあって”ターボ”は常に別格であったといえよう。可変ジオメトリー式ツインターボで武装された”最新のターボ”は、480psのパワーを捻出するに至った。
剥き出しの闘争本能。 完成された“真正”スポーツカー
アウディの卓越した技術と、ランボルギーニが長年培ってきたノウハウの融合体ともいえる最新のレイジングブル。跳躍のシンボルといえるガヤルドに加わったスパイダーは、ランボルギーニがさらなる飛躍を託した究極のオープンモデルなのである。
ラグジュアリーという顔の下に隠した、 確かな走行性能。
世界中のエグゼクティブ・サルーンを愛する人々に支持され続けてきた王者は決してその玉座を譲る気はない。最新のテクノロジーと電子デバイスで武装し、新型を大きくブラッシュアップさせてきたのである。
妥協とは無縁。 確かな存在感を放つ 独の新たなキャラクター
SUVモデルのカイエンが驚異的なセールスを記録し、4ドアスポーツクーペの新規車種パナメラやハイブリッドモデルの開発など、途切れることなく話題を提供するポルシェ。ボクスターをベースに911並みの性能を享受したというケイマンSとはいかなるものか?
日常への融合・離脱を自在にこなす、 跳ね馬のモダンスタイル
F430スパイダーはクーペモデルの登場から約半年後にリリースされた、日常と非日常を兼ね備えた最新モデル。これまでのオープンカーの概念を覆すまでに高められた性能を官能的なボディで包んだ最上のマシーンである。
繊細にして艶やか―― 風景を一変させる圧倒的な造形美。
DB9ボランテはアストンマーティンで13台目のオープンモデルとして、2005年夏に日本導入された。台形型のフロントグリルはDBシリーズの伝統的なデザインアイコンであり、コンサバティブながらも曲線と曲面が織り成す美しいフォルムを形成、クラシックとモダンが見事な融合をみせる。