【時計用語辞典】 『か行』


懐中時計
(pocket watch)
【構造】
ポケットなどに入れて携帯する時計。ポケットウォッチの意。17世紀ごろから生産され、実用としてよりもケースにエナメル処理やエングレービングを施した装飾品としてもてはやされた。携帯時計の小型化が進み、腕時計の登場によって衰退したが、現在でも製造するメーカーと時計愛好家の間で珍重されている。

回転計算尺
(rotating scale)
【機構】
回転ベゼルに表記された目盛りを回転操作し、ダイアル外周の目盛りと合わせ見ることで、速度や距離、所要時間、残燃料、足し算に割り算が計算できる機能。
回転ベゼル
(rotating bezel)
【機構】
→腕時計の項参照

カウントダウン
(count down)
【機構】
計測方法の1つ。任意の設定時間を減数計算方式で計る方法。とくにスポーツでは、ボクシングや柔道など、タイムアップが予測される試合時間の計測がそれにあたる。時計では、ヨット競技専用のモデルとして、小窓内の色が変化してスタート時間を知らせるヨットタイマーがポピュラー。
カギ巻き
(key wind)
【機構】
カギを使用してゼンマイを巻き上げる時計の総称。主にクロックや懐中時計がその類。

角穴車
(ratchet wheel)
【パーツ】
ゼンマイを巻き上げるための香箱車と連動している歯車。ゼンマイを巻くために、一方向のみに回転する仕組みになっている。角形の香箱真と噛み合うように穴が角形に抜いてあることから名付けられた。逆回転を防ぐためコハゼによって制御される。
角穴ネジ
(ratchet screw)
【パーツ】
角穴車を香箱に固定するためのネジ。
ガスケット
(gasket)
【パーツ】
→腕時計の項参照
カップリングクラッチ
(coupling clutch)
【パーツ】
クロノグラフ機構のスタートおよびストップに連動して、トランスミッションホイールとクロノグラフランナーを連結、または切り離しさせる切り替え装置。

カナ
(pinion)
【パーツ】
歯車の軸に別作された小さな歯車を指す。同軸で回転するカナ付きの歯車は2本の歯車と連動することができる。複雑な機能をもつムーブメントには、このような動力を分散させる部品が必要となる。
カビノチェ
(cabinotier)
【名称】
18世紀のスイスにおける時計産業隆盛期に、ギルドな活動を行っていた独立系の時計師のこと。多くの時計師が屋根裏(キャビネット)をアトリエにしていたことから名付けられた。キャビノチェとも発音する。

カボション
(cabochon)
【パーツ】
装飾性を高めるために、リュウズの先端へ埋め込む、曲面仕上げに磨き込まれた宝石のこと。サファイアカボションが一般的。
カレンダー
(calendar)
【機構】
暦の意。月、週、日、曜日の経過を表示する機能を指す。日付のみ、日付・曜日を小窓で表示するデイト、デイデイト表示や、月・日・曜日を表示するトリプルカレンダー、永久カレンダーなど、多モデルが生産されている。そのデザインも、ビッグサイズデイト、ベゼル上の日付を針で示すポインターデイト、レトログラード式などさまざまである。

ガンギカナ
(escape wheel pinion)
【パーツ】
ガンギ車の軸に別作された小さな歯車を指す。四番車から動力を受けたガンギカナは、ガンギ車を通して脱進機へと動力を伝達する。
ガンギ車
(escape wheel)
【パーツ】
時計の輪列に用いられる最後の歯車のこと。アンクルなどの脱進機を通してテンプに一定の動力を与えながら、調速機能の振動が乱れないように制御する。

緩急針
(regulator)
【パーツ】
ヒゲゼンマイの長さを微調整するためのヒゲ棒を、左右にスライドさせることができるレバーのこと。これにより、遅れ、進みの調節が可能となる。ただし、メーカーによって機構が異なる場合がある。

カンヌキ
(yoke)
【パーツ】
オシドリによって作動し、ツヅミ車をキチ車から離してコテツ車と連動させたり、元に戻したりするのに必要な板状の部品。

機械式時計
(mechanical watch)
【構造】
香箱の中で巻き上げられたゼンマイを動力源とし、ゼンマイがほどけていく力を利用して時計を作動させるムーブメントを搭載した時計のこと。手巻き式や自動巻き式がある。

キズ見
(eye glass)
【メンテナンス】
修理などの作業を行うときに使用するルーペのこと。作業内容や視力によって倍率も多種から選ぶことができる。

キチ車
(crown wheel)
【パーツ】
リュウズを巻くと、巻き真に連結するこのキチ車がツヅミ車と噛み合い、丸穴車を回転させてゼンマイを巻き上げる。
キフ
(kif)
【パーツ】
時計が衝撃を受けたときに、テン真や穴石、受け石をショックから守る耐震装置の1つ。

逆回転防止ベゼル
(unidirectional bezel)
【パーツ】
ダイバーズウォッチに採用される1方向回転式のベゼル。潜水時に誤ってベゼルが回転しないように、時計と逆周りにしか回転しない構造になっている。

キャタピラーベルト
(caterpillar braceletl)
【パーツ】
戦車のキャタピラーに酷似していることから名付けられた、ステンレススチール製のコマが3列で構成されるブレスレットのこと。3連ブレスとも呼称される。5連、7連ブレスなど、コマの列によって多品種がある。
ギャランティ 保証書
(guarantee)
【周辺アイテム】
保証、保証書の意。修理を依頼する際は、保証期間外であっても修理記録用として提示するのが良いとされる。
キャリバー
(caliber)
【機構】
時計用語では、完成品のムーブメントをメーカーが管理するための型番を指す。完成品の時計にリファレンスナンバーを広く使用するため、それと区別するためにキャリバー「Cal.」を使用することが多い。

ギョーシェ
(guilloch)
【デザイン】
ダイアルに手動旋盤でウロコ模様を規則正しく彫り込む装飾技法をいう。18世紀にアブラアン・ルイ・ブレゲが考案したもので、現在も高級時計にこの技法が施されている。
協定世界時/世界標準時
(UTC)
【機関】
世界時(UT1)に代わり、1972年から正式に採用されている世界標準時「UTC(ユニバーサル・タイム・コーディネイテッド」のこと。セシウム原子時計による秒単位の原子時を基準にしている。地球の自転を基に時刻を表す世界時(UT1)と、セシウム原子による協定世界時(UTC)との誤差は、うるう秒で調整される。

鏡面仕上げ
(mirror finish)
【デザイン】
主にケースやブレスレットを鏡ほどのコンディションにまでツヤ出しした仕上げのこと。バフモーターを使用し、手仕上げで磨き込むのが一般的。→ヘアラインの項参照

均時差
(equation of time)
【学術】
太陽と地球の公転軌道の関係は、実際のところ不規則な楕円形を描いている。そのため、太陽が天空を1周する時間(真太陽時)を1日の長さと考えると、1年を通じて23時間44分から24時間14分の間で1日が変化する。これを1日24時間で区切った平均太陽時に比較すると、軸差に-16分から+14分の誤差が出る。この誤差を均時差という。

クォーツ
(quartz)
【クォーツ】
水晶から作られた水晶振動子を時間の調速のために使用している電子ムーブメントのこと。1969年に世界初のクォーツウォッチをセイコーが商品化。

クルー・ド・パリ
(clou de Paris)
【デザイン】
「パリのツメ」の意。パリを中心に、フランスの宝飾界で300年以上にもわたり受け継がれてきた彫金技法。腕時計に施される場合は、とくに高級時計のベゼルに装飾される。

グラスヒュッテ
(Glashutte)
【地名】
ドイツのザクセン州、ドレスデンの南側に位置するドイツ時計産業の中心地。第二次世界大戦後に東西分裂を余儀なくされ、東側に属していたグラスヒュッテの時計産業は衰退の一途を辿ったが、統一後に再隆盛し今日に至っている。
グランドソヌリ
(grande sonnerie)
【機構】
フランス語で鐘により知らせる時報の意。リピーター機能の中でもっとも複雑といわれる機構。毎正時および15分ごとに自動的にチャイムを鳴らすことができる。→ミニッツリピーターの項参照
グリニッジ天文台
(Greenwich astronomical observatory)
【機関】
1675年に英国王立天文台として、ロンドン東部のテムズ川右岸に位置するグリニッジの丘に、チャールズ2世によって建立された。世界で初めて子午線が置かれ、グリニッジ標準時の基点となっている。地球上のタイムゾーンは、天文台の子午線舎に置かれた大型子午環の十字戦によって定義される経度ゼロ(000°00′00″)と相対関係で計測されている。現在は閉鎖されている。
グリニッジ標準時
(GMT/Greenwich mean time)
【機関】
グリニッジ子午線を基準にした標準時のこと。GMTの略称で知られている。GMT用の機能を搭載し、モデル名にもこれを採用する腕時計は、多くのメーカーによって生産されている。
クロコダイル
(crocodile)
【素材】
→ストラップの項参照

クロノグラフ
(chronograph)
【機構】
通常の時刻表示機能に加えて単数や複数の針を、スタート、ストップ、リスタート、リセットできる機構を備えた、時間測定のための計器および時計のこと。2つのプッシュボタンで操作を行えるのが一般的。速度や距離、脈拍などを計れるメーターが、ダイアルやベゼルに配されている。
●クロノグラフ針
クロノグラフ機能をスタートさせると計測を開始するクロノグラフ秒針のこと。中三針時計と同様で、センターに取り付けられている。
●コラムホイール/ピラーホイール
クロノグラフ機能のスタートおよびストップを制御する歯車のこと。2段式の構造で上段には柱(ピラー)のような形状の歯車が備わっていることからピラーホイールと呼ばれる。コラムホイールともいう。プッシュボタンを押すと、オペレーティングレバーがピラーホイールを回転させる。ピラーには、クロノグラフ機能に必要なパーツが噛み合っており、このピラーホイールの回転によってクロノグラフが作動する。
●二つ目
文字盤内のインダイアルが2つのものを指す。一般的には、一方がスモールセコンドで、片方が30分や45分の積算計となっている。
●プッシュボタン
クロノグラフ機能をスタート、ストップ、リセットさせる操作ボタンのこと。プッシャーやプッシュピースとも呼ばれる。現在ではリュウズの上下に合計2つ装備されるのが一般的。ワンプッシュ式は、懐中時計タイプのクロノグラフウォッチに多用されていた。
●ブレーキレバー
クロノグラフ機能の停止時に、クロノグラフホイールを押さえる役目を持つブレーキアームのこと。
●三つ目
文字盤内のインダイアルが3つのものを指す。一般的には、1つがスモールセコンド、2つめが30分や45分の積算計、3つめが12時間や24時間の積算計になっている。
●リセットハンマー
リセットボタンにより、クロノグラフホイールとミニッツレコーディングホイールを、計測スタート前の体勢に戻すレバー。
●リセットボタン
クロノグラフ機能を停止させたあとに、クロノグラフ針や各積算計の針をすべて帰零させる機能を作動させるためのボタン。
クロノグラフ針
(chronograph hand)
【パーツ】
→クロノグラフの項参照
クロノグラフランナー
(counting wheel)
【パーツ】
クロノグラフ針が取り付けられる歯車で、1分間に1回転する。クロノグラフをスタートさせると、ドライビングホイールからの動力がトランスミッションホイールを経由し、クロノグラフランナーに伝達されて計測を開始する。

クロノマチック
(chronomatic)
【ムーブメント】
1969年にホイヤー、ブライトリング、ビューレン、デュボア・デプラが共同開発した自動巻きクロノグラフムーブメント「Cal.11」のこと。マイクロローター式の自動巻きクロノグラフムーブメントで当時としては薄型だった。カム&スイングピニオン式で、毎時2万1600振動。サイズは直径31mm、高さ7.7mm。

クロノメーター
(chronometer)
【精度】
もっとも高精度に調整された時計のこと。主に天文学や船舶で使用される。とくに航海中における船体の位置や緯度を確認するには、太陽と北極星の位置さえつかめればグリニッジ時刻を表示する正確な時計があるだけで可能なのである。これらの船舶用クロノメーターは「マリンクロノメーター」と呼ばれる。これに対し、腕時計におけるクロノメーターの定義は、1951年にスイス時計製造協会が定めた規格に始まり、現在ではスイス公式クロノメーター検査協会「COSC(Controle Officiel Suisse Chronometres)」の精度検定に合格したムーブメントを搭載する腕時計を指す。

クロワゾネ
(cloisonn)
【デザイン】
主にダイアルに使われる伝統的なエナメル技法のこと。ダイアル上に微細なゴールドのワイヤーを使い、図柄の輪郭を描き、そこにエナメルを施す技法で「有線七宝」とも呼ばれる。
軍用時計
(military watch)
【システム】
軍隊が採用している時計のこと。軍や政府との契約規定に基づいて時計メーカーが製造し、供給する時計。裏蓋にミル・スペック(の項参照)と呼ばれる軍用時計独自の刻印がされている。市販の時計を公式採用する軍隊もある。精度や耐震性、視認性、防水性、防塵性など、あらゆる面で高いクォリティを満たしていなければならない。


ケース 側
(case)
【パーツ】
懐中時計や腕時計などのムーブメントを収める外側の容器。または時計の本体を指す。「側」とも呼ばれる。真鍮やステンレススチール、シルバー、金、プラチナ、チタン、プラスチック、カーボンなどの素材を、成型、切削などの加工によりさまざまな形状に製造される。
月差
(rate)
【精度】
→日差の項参照
剣先
(gurd pin)
【パーツ】
→ストラップの項参照
原子時計
(atomic clock)
【機構】
原子や分子のスペクトル線を基準にし、発振器の周波数制御を行い、標準時間として使用する装置。通常は、マイクロ波領域のスペクトル線を用いて水晶発振器を安定させたものを指す。原子時計の特徴は、正確さと安定度があること。その精度は100万年に1秒ともいわれている。正確さでは、秒の定義を実現しているセシウム原子時計、安定度では水素メーザー型原子時計がもっとも良いとされる。

COSC
(de Controle Official Suisse Chronometres)
【機構】
スイス公式クロノメーター検査協会のこと。腕時計におけるクロノメーターの定義は、1951年にスイス時計製造協会が定めた規格に始まり、現在では「COSC」によって15昼夜に及ぶ厳しい精度検定に合格した時計に証明書が発行される。検定内容は、5つの異なる姿勢差と3つの異なる温度差のもとで、24時間ずつ毎日繰り返される。平均日差が-4秒から+6秒以内をクリアするのが合格の基準となっている。
ゴールド
(gold)
【素材】
金、金属元素の意。純金は24K。時計には銅や亜鉛、銀などを混合し硬質な合金にして使用される。合金に用いる素材の混合率によって色に違いが出る。イエロー(YG)は金750:銀125:銅125の割合で混合する。銀を50に減らして銅を200に増やすとピンク(PG)になるが、ローズ(RG)もほぼ同じ比率。銀を混合しない場合はレッドになる。ホワイト(WG)金750にプラチナ系のパラジウムを250混合するが、このままではハガネ色に近いため、ロジウムでプレーティングを施し、白さと硬さを加える。使用可能な合金の金含有度は9K、14K、18K、22Kが法規で認められている。それぞれの金を製品として加工した際は、国の承認が必要となり、許可を得たものはホールマークが刻印される。

コーアクシャル脱進機
(co-axial escapement)
【機構】
現代の時計師であるイギリス人のジョージ・ダニエルズが考案した新しい機構の脱進機。従来の脱進機と大きく異なり、3つのツメ石をもつアンクルやテンプと連動する振り座のツメ、加えてガンギカナによって作動を分担し、摩耗を軽減する構造になっている。これにより潤滑油がほぼ不要で、長期間メンテナンスの心配も軽減される。オメガが製品化に成功し、多くのモデルに多用されている。

コインエッジ
(coin edge)
【デザイン】
ベゼルやケースの側面に彫り込まれた、硬貨の縁に酷似する溝状の装飾をいう。
公式計時
(official timer)
【システム】
スポーツ競技において、「タイム計測」「距離測定」「計測結果の表示」「判定結果の表示」を総合的に行う公式の計時担当のこと。陸上競技の場合、もっとも古い公認世界記録第1号は1912年、オリンピック第5回ストックホルム大会100m走で優勝したリボンコット(アメリカ)の10秒6であり、このとき使用されたストップウォッチは5分の1秒単位まで計測できるもの。32年、10分の1秒計測のストップウォッチが登場し、48年に写真判定が導入される。公式計時を一気に近代化させたのが国内メーカー初の国際大会公式計時担当となったセイコーで、64年の東京オリンピックのことである。100分の1秒の単位まで計測を可能にした電子計時システムを採用し、のちのスポーツ計時の基本とした。現在では陸上競技の記録単位が100分の1秒となる。水泳の場合は10分の1秒[TY37]。91年より1秒最大2000枚の写真(1枚0.0005秒)という極細の画像でとらえるスリットビデオを導入し、複数の選手が同時にゴールする場合でもさらに正確な測定ができるようになっている。 写真は2005年ヘルシンキで開催された世界陸上でのスリットビデオの画像。


香箱 (こうばこ)
(barrel)
【パーツ】
機械式時計のエネルギー源である主ゼンマイを収める、ケース状の歯車。香箱車や一番車とも呼称される。ゼンマイが切れたりした場合に弾けると、他の部品や人体の手や顔を傷つける恐れがあるため、密閉されている。

コート・ド・ジュネーブ
(cote de Geneve)
【デザイン】
ムーブメントの受け板に施される彫金模様。湖岸に寄せるさざ波をモチーフにした、スイス時計の古典的な装飾の一種。油飛びした際に広がらない利点がある。
コードバン
(cordovan)
【素材】
→ストラップの項参照

コハゼ
(click)
【パーツ】
角穴車が逆回転するのを防ぐ、ツメ形の部品のこと。
コラムホイール
(column wheel)
【パーツ】
クロノグラフのプッシュボタン操作を、ムーブメントの各機能に伝達する歯車。柱のような形状の歯車であることからピラーホイールとも呼ばれる。一般的に、コラムホイールを搭載するムーブメントは高級時計とされる。
コンパスウォッチ
(compass watch)
【機構】
羅針儀が付いた時計のこと。太陽の位置と時刻から方位が測定可能で、回転ベゼルに方位記号と方位度が記される。磁力のあるコンパスを使用するので耐磁性のケースが必要となる。

コンプリケーション
(complication)
【機構】
複雑時計の総称。トゥールビヨン、永久カレンダー、ミニッツリピーター、スプリットセコンド・クロノグラフなどが代表的。また、これらの機能をいくつか併せて搭載した時計を「グランドコンプリケーション」と呼ぶ。
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